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2018年1月21日

2018年時点での「占星術やるならこの本読もう」(私見)

(2018/02/25追記:入荷待ちの本が届いたのでついでにレビュー)

不定期企画『この本を読めば一通りこの占術は分かる!?』の占星術編です。
これまたおすすめ本は別にあるのですが例のごとく絶版なのでいま出版されている本からセレクトしてみました。

まず、「この本を読めば大きくは外さない」だろう本がこちら。

さすがルネ研、と思わせる1冊。出生図の読解はもちろん、相性診断、時期運診断の基礎が書かれています。
いま出ている入門書で一番まとまっていると思われる本です。本当に0からのスタートでしたらこの本がおすすめ。

アスペクトと相性に関する記述は省略されてはいますが、占星術の大枠をつかむのには最適かと。あと生まれた時刻が分からない場合の対処法が明確に書かれているのも特徴的です。その意味ではこの本も導入にはいいかもですね。

次は本気で占星術に取り組もうとしたら絶対に読むべきだと思う本3冊。


※Amazonでは古書が出ているようですが出版社サイトではまだ絶版扱いしていないようなのであえて紹介します。

理系色が強いのは否定しません。
私自身が理系寄りなので受け入れやすかったのも否定しません。
いま振り返ってみれば一部間違いがある箇所があるのも否定はしません。

ですが、ネータル・ホラリー・マンディーン全領域に渡って概観できるシリーズ本なのである意味必読の本たちです。ほかにも全領域に渡る本はあるのですが、訳あってこのシリーズをおすすめするのは「手書きでチャートを書く」ことを体験してほしいから、という意味合いがあります。確かに日本ではパソコンでチャートを出せるようになって約25年になりますが、自分で位置天文学の本を引っかき回してフルスクラッチで占星術のソフトを書くようなことでもしない限り天体の動きを自分の目で体験することも占星術を勉強するには必要です。
あと「プロを目指すならチャートは5分で書けるようにになれ」と占星術の研究をはじめたころに言われたことも理由としてありますね。
やはり占星術のプロとして生きていきたいのであれば、天文暦はきちんと読めるようになってほしいものです(天文暦の入手方法は後述)。

で、問題はここから先で、教科書的なものは洋書しかないんですよ。例えばホラリーならこちら。

あとは細かい技法に特化した本だったり概観するには不向きだったりでして......。あ、この本たちは例外かも。

でも、「一番合っている本は自分で読んでみてしっくりくる本」なので、いずれにしても一度大きな書店で自分の目で確かめてみることをおすすめします。とはいえ本気で取り組むなら天文暦は必須ですが、いまならAstrodienstの「Swiss Ephemeris」でPDF版がダウンロードできるので、それを使いましょう。

投稿者:astsakai 2018年1月21日 20:10