第5世代阪井占星術研究所

02025年仕様に向けてこりずにリライト中。

私の「占い」に対する考え方

ちょっと2010年10月20日のblogと重複(というかコピペ)ですが、あえて。

占いへの接し方

本音を言ってしまうと私にとって占いは「知的好奇心をくすぐるきっかけ」です。

私の人生を振り返ると、たぶん占いに手を出してなかったら

でしょう(たぶんもっとあるはずだけど省略)。

つまり、まるっきりいまとは異なる人生を歩んでいた可能性は非常に高いです。

はっきり言って、高校時代地学天文分野のテストを占星術の知識だけで100点取ったのはいまとなっては「やり過ぎた」と思います。でも、ホロスコープの構造や計算方法と天文学の関係が頭に入っていれば、地学の天文分野の大半はマスターできてしまうのもまた事実なわけで。
そういえば何年か前のセンター入試(理科総合)に歳差運動と占星術の関係を論じた問題が出ていたけど、あれはトロピカルとサイドリアルを混同している意味で間違った問題だったと思うです。

私にとって占いは……

私は占いにまつわる境界領域をぼんやりと漂う存在。

というと大げさですが、私にとって占いは「異分野(異世界ではない)への入り口」でしかありませんし、連鎖的に私が知らない分野にアクセスする機能以上の意味を持ちません。

とはいえ、文化論的な立場で見る場合もあります。

ヨーロッパから日本まで横断するような文化伝搬路が存在したことが占星術的にも説明できることなんて、超ロマンティックだと思いません?

これは(事実だけど)極端な例ですが、占いの横の関係性に暦法や位置天文学の知識を援用すると結構面白いものが浮かび上がってきます。それを見つけるのも楽しいものです。

結局のところ……

ただ「面白い事実/世界に導いてくれる」から占いやってる、じゃダメですか? 最終的に占いの研究を続けているモチベーションの根底にあるのはこれだけな気がしなくもないです。