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2011年1月26日

「宿曜経」の訳・解説+α的な本が出た!

<追記:2018/10/28>
常時SSL対応の都合上、リンクを張り替えました。
</追記>

というわけで、こんな本が出ました。もち即買い。

宿曜占星術を「日」だけで見るのではなく、年・月もファクターとして判断するものに昇華した羽田守快師の本(ほかの著書・監修書に『完全詳解 密教占星術奥義 破門殺』など)です。

宿曜占星術を扱う人は一度必ず目を通すべき文献かと。

実は、古典宿曜占星術(平安時代実際に使われていた宿曜占星術)を語り出すとどういうわけか古典占星術に話がいってしまうんです。というか、古典占星術と古典宿曜はつながっています。2010年10月20日のblogに「ヨーロッパから日本まで横断するような文化伝搬路が存在したことが占星術的にも説明できる」と書きましたが、実はこれなんです。

それにしても不思議なのは、『続群書類集』「宿曜運命勘録」に載っている天永 3年12月25日生まれの人の本命宿を近代宿曜(周期律的に本命宿を扱う宿曜占星術)の本では箕宿としてること。これは間違いで、本当は尾宿です。古典宿曜では実際に月がいた星宿で判断するんですな、これが。

ちなみに、「本命宮」と「本主宮」の違いが神戸女子大図書室のサイトに書いてあります。......参りました。

投稿者:astsakai 2011年1月26日 15:36